漁師と海の精霊
The Fisherman and the Sea Spirit
漁師が不思議な海の精霊と出会い、感謝の心の大切さを学ぶ物語。
Japanese
昔々、海に住む漁師がいました。
ある日、漁師は魚が一匹も釣れず、悲しくなりました。
その時、海の中から不思議な怪物が現れました。
「お前が欲しいものを一つ叶えてやろう」と怪物は言いました。
漁師は大きな魚が欲しいと言いました。
すると、怪物はすぐに大きな魚をくれました。
しかし、漁師は毎日もっと大きな魚を求め、最後には何ももらえなくなりました。
怪物は言いました。
「自分の持っているものに感謝することが大事だ。」
その日から、漁師は毎日の釣りに感謝するようになりました。
おわり。
English
Once upon a time, there was a fisherman who lived by the sea.
One day, the fisherman became sad because he hadn’t caught any fish.
At that moment, a mysterious sea spirit appeared from the water.
“I will grant you one wish,” said the sea spirit.
The fisherman asked for a big fish.
The sea spirit immediately gave him a large fish.
But every day, the fisherman asked for even bigger fish, and in the end, he received nothing.
The sea spirit said,
“It’s important to be grateful for what you already have.”
From that day on, the fisherman appreciated his daily catches.
The end.