New

New version released! Help us improve by reporting any bugs you find

Hiragana

むかしむかし、ひとりの おとこのこが まいにち もりで あそんで いました。あるひ、ふしぎな きに であいました。その きは いつも きれいな くだものを たくさん つけて いました。

おとこのこは きに いいました。「ねえ、この くだものを ぼくに ください!」

すると、きは こたえました。「いいよ。ひとつだけ とって いいよ。」

おとこのこは ひとつ くだものを とって たべました。とても おいしかったので、まいにち きの ところに いき、くだものを とる ように なりました。

でも、あるひ、おとこのこは もっと たくさんの くだものが ほしくなり、いちどに いくつも とりました。すると、きは おこって いいました。「そんなに たくさん とったら、ほかの ひとが たべられなく なって しまうよ。」

おとこのこは はっと して、じぶんの わがままを はんせい しました。これからは、ひとつだけ くだものを とり、ほかの ひとにも わけることを きめました。

おわり。

English

Once upon a time, there was a boy who played in the forest every day. One day, he discovered a mysterious tree. This tree always had plenty of beautiful fruit.

The boy said to the tree, “Hey, can I have some of your fruit?”

The tree replied, “Sure, you can take one.”

The boy took one fruit and ate it. It was so delicious that he started coming back to the tree every day to take fruit.

But one day, the boy wanted more and took several fruits at once. The tree became angry and said, “If you take too many, there won’t be any left for others.”

The boy realized his selfishness and decided to only take one fruit from then on, sharing the rest with others.

The end.