Hiragana
むかしむかし、はやい うさぎと のろい かめが いました。
あるひ、うさぎは かめに じまんして いいました。
「ぼくは かけっこが とても はやいんだ。きみなんて ぜったいに まけるよ。」
かめは おだやかに こたえました。
「じゃあ、きょうそうを しよう。」
ふたりは やまの てっぺんまで きょうそうすることに なりました。
しょっぱなから、うさぎは はしって かめを おいていきました。
でも、まんなかで うさぎは ひるねを することに しました。
そのあいだに、かめは ゆっくりと あるきつづけ、とうとう うさぎに おいついて、やまの てっぺんに つきました。
うさぎが めを さましたときには、もう かめは かちました。
おわり。
English
Once upon a time, there was a fast rabbit and a slow tortoise. One day, the rabbit boasted to the tortoise, “I’m so fast! You’ll never beat me.” The tortoise calmly replied, “Then let’s have a race.” They decided to race to the top of the mountain.
Right from the start, the rabbit ran ahead, leaving the tortoise behind. But halfway through, the rabbit decided to take a nap. While the rabbit slept, the tortoise kept walking steadily and eventually reached the top of the mountain. When the rabbit woke up, the tortoise had already won.
The end.